【ITパスポートとは?】 試験の概要・難易度・勉強方法についてまとめてみました
ITパスポートは年間応募者数が10万人を超える人気資格です。
今やIT業界でなくともITパスポートの取得を必須化している企業もあるため、「どんな試験なの?」「いきなり取れって言われたけど、自分にも受かるようなものなの?」といった声を聞く回数が増えてきました。
そこで今回はそれらの声に応えるべく、試験の概要や難易度、おすすめの勉強方法についてまとめてみましたので、ぜひご覧いただければと思います!!
ITパスポート試験とは
ITパスポート試験は独立行政法人 IPA(情報処理推進機構)が実施する情報処理技術者試験の一区分であり、
“ITを利活用するすべての社会人・学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家資格”
です。
経済産業省が設定しているITスキルレベルでは、ITパスポートは"1"に相当するため、基本情報技術者試験(ITスキルレベル2)や応用情報技術者試験(ITスキルレベル3)取得への第一歩目の試験と言えます。
ただし基本情報技術者試験や応用情報技術者試験が技術者向けの試験であるのに対して、ITパスポートはIT利用者向けの試験であるため、現代の情報社会に生きる我々にとって"取得しておいて損はない資格"です。
ITパスポートの試験概要
ITパスポートはCBT(Computer Based Testing)方式、つまりパソコンで実施される試験で、以下が実施概要です。
受験料:5,700円(税込) ※2022年4月から7500円となるため受験はお早めに!!
試験日程:〜3ヶ月後までであれば好きな日程を選択可能
試験時間:120分
試験方式:四肢択一式(4つの選択肢の中から1つ選ぶ方式)
試験問題数:100問
内訳)
ストラテジ系(経営):35問程度
マネジメント系(管理):20問程度
テクノロジ系(技術):45問程度
合格基準:全体で約6割以上、各分野(ストラテジ、マネジメント、テクノロジ)約3割以上。
※IRT(項目応答理論)という採点方式のため単純な正答率ではない。
試験難易度・勉強方法は?
気になる試験難易度についてですが、ハッキリ言って"IT未経験の方でも独学で1ヶ月以内に合格可能なレベル"です!!
勉強方法は人によって様々ですが、王道と思われるものをお伝えすると、
- 自分に合った参考書を用意する(これじゃないと駄目というようなものはなく、イラストのテイストなどで気に入ったものでOK)
- 参考書をざっと一周読んでみる(あまり時間をかけすぎず、すんなり頭に入らない部分は飛ばしてOK)
- 読み終わったら過去問道場で過去問をひたすら解いてみる(数百問!!)
以下に我々も使用したオススメの参考書と勉強方法を解説した動画のリンクを貼っておいたので、ご参考にしてみてください。
オススメの参考書
ITパスポートの勉強方法
おわりに
上述しましたが、ITパスポートはITを利用者全ての方に向けたものであり、ITサービスがなくてはならない存在となった今、受けておいて損はない試験です。
この試験をきっかけにITに興味を持った方は、続けて基本情報技術者試験や応用情報技術者試験を受けてみてはいかがでしょうか。
我々のYouTubeチャンネルでは、ITパスポート試験だけでなく、基本・応用情報技術者試験についてや、その他IT関連の動画(時には全く関係ないものも…)をUPしていますので、もしよろしければそちらもご覧いただけると幸いです。
ご一読いただきありがとうございました!!